SSブログ

品川を歩く [small talk(椿特許事務所 喫茶室)]

新幹線駅が開業したこともあって、何かと品川に立ち寄る機会が多くなった。一度ゆっくり品川の街を散策してみたいと思っていたのだが、やっとその機会に恵まれた。

品川駅には、品川プリンスホテルのある高輪口はもちろんのこと、東口にも巨大な駅ビル(アトレ品川)が完成しており、インターシティやグランドコモンズなどの高層ビルが立ち並んでいる。

もともと品川は、日本橋(江戸)から三条大橋(京都)に向かう東海道五十三次の、第一番目の宿場であった。八ッ山通りを下り、旧東海道の宿場として栄えた場所に差し掛かると、駅付近の近代的な風景と対比させるかのように、古い時代の面影を残す町並みを見ることができる。

休み処を兼ねた駄菓子屋、銭湯などに寄り道し、品川神社や船だまりをのんびり歩く。迷い込んだ鯨を供養した鯨塚や、旧海岸通りに差し掛かると、昔はこのあたりまで海だったんだと、歴史の流れをしみじみと感じる(江戸時代には、東に見える海や松の木が美しかったようだ)。現在では天王洲運河付近を歩くと、運河の水位が意外と高いため、水面に映るビルが美しい。

天王洲運河を超え、天王洲アイルとその近くのボードウォークを歩く。地ビールを楽しみ、いい一日を過ごす。今日も東京にいるのだけど、ちょっと帰りたくなくなっている自分を発見する。今では東海道五十三次の距離も、新幹線で2時間ぐらいで移動できるのだけれど。

椿特許事務所
弁理士TY
shinagawayado.JPGfukigamiyu.JPG
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。